怖くてバクバクしたけど、 途中からは慣れてきた。 風の音で話しづらい中。 家までの道を教えて、到着した。 また松田くんがていねいに ヘルメットをとってくれる。 「ありがとう」 「……おう」 「あと、本当送ってくれてありがとう、 松田くん、新井くん」 「うん。夜は気をつけてね?」 「はーい」 2人は、あたしが家に入るのをみてから 帰ったみたいで、家に入ると 帰っていくバイクの音がきこえた。