「は、はぁ?」


顔は上げられないけど、焦っているのがよく分かる。


「私のこと、少しでも好きだった?」


同じ質問を、繰り返す。


「な、んだよ…それ…!!好きだよ!
今も好きだよ!!なんなんだよ…!?」


『今も好き』。


純粋に、嬉しかった。