恋、全速力。





疲れてるだろうにわざわざ来てくれたのかな。




「あ!わりぃ。俺、お邪魔みたいだからちょっと席外すわ~」

「あ、いや別にそんなんじゃねーんスけど…」

「じゃーな!」




大島先輩はあたしにニコッとウィンクしてスキップをしながら保健室を出て行った。



そして、2人になった。



あれれ、なんかあたし緊張して、る?久しぶりの風間くんだからかな。



しかも風間くんなかなかしゃべらない。


あれ、いつもあたしから話しかけてたからだっけ…。




「あ、の…?」




あたしは風間くんの顔を覗き込む。




「……試合、勝ったぞ」

「え?!や、やったああ!!!」

「まぁ練習試合だけどな」

「ううん!!すごいよお!試合で風間くん見れなかったのは残念だけどアップのとき超超超かっこよかった!」

「ふっ」




嬉しかった。


2人で今しゃべってるんだよおおお?!