そんなふたりが・・・。 *番外編*





リンを連れて家に帰ってくると
そこには俺の大好きなハンバーグ



「おかえり

今日は壱成の大好きなハンバーグだよ」


「うまそー!」



そう言って目をキラキラさせてるのはリン



「りっくんは手洗ってからね」



雅はしっかり母親をやってる



“子供なんて面倒くさい”


そう思ってたやつが
今ではこんなに大人になっている



俺も正直、
昔は子供なんて…って思ってた


でも雅に出会ってから変わった俺は
自然に雅との子がほしい


そう思うようになっていた





家族4人で囲む食卓




「今日のサッカー
俺らのチーム全勝したんだ」


「りっくんすごい!

ママも見に行きたかったな~」


「りっくん、かっこよかったんだよ!

たくさんボール蹴ってたの

ココもサッカーやりたいなぁ」


「じゃあ、今度俺が教えてやるよ」


「やったー!りっくん大好き」




俺は雅とココとリンが話している時間が
すごく落ち着く


家族っていいな


そう思える瞬間だから




そして、
リンが話を続ける




「俺さ、キーちゃんと結婚するって
約束した!」


すごく嬉しそうに言うリン


キーちゃんってのは
いつもリンとサッカーをしてる女の子




「じゃあ、りっくんは
カッコいい大人にならないとね」


「うん!!」



なんて話をしていたら
ココが



「ココはパパと結婚する!」


「じゃあココはパパのお嫁さんだな」


「うん!ご飯もお洗濯もお掃除も
全部ココがやってあげるの」


「パパ嬉しいな」



なんて言いながら
雅にわざとらしく笑ってやった



そしたらなんかふてくされて
俺をにらみながら



「パパはママのものだから
ココちゃんにはあげない」


「ダメー!
パパはココのなの!ママにはあげない!!」



なんだこの会話


ココはまだ子供だぞ

なに本気にしてんだよ


雅の嫉妬はよく分かんねぇ





雅とココの言い合いは
この先ずっと続いた………