入学式も終わり、教室に行き、席に着いた。



「舞緒ちゃんはどこ中出身?」



『舞緒でいいです。東中です。坂下さんは?』



「あたしも雪でいい。へぇー。あたしは北中。あたし以外いないんだよね」



『私もですよ』



「じゃ、仲間だ☆」



私も雪も違う意味だがクラスで浮く存在のようだった。