けれどもそのせいで他の先輩に心配をかけてしまった。 『すみません。でも、心配なさらないでください』 「そう…」 実は寝ていないだけではないのだ。 あの日から棗から頻繁に呼び出されるようになった。 体力も限界に近付いて来てるのかもしれない。 「ね、舞緒さん。」