あれから数日経った。 桜井と違うクラスで良かったとこの時ほど思ったことはない。 「…霧原さん」 『なんですか?』 「あなた、ちゃんと眠っている?少し休んだ方がいいわよ?」 私は何かにとりつかれたように勉強をし、生徒会の仕事をこなしていた。