いつもの朝。 いつもの空。 いつもの風。 いつもの友達。 いつもの制服。 何一つ特別なことなんてない。 いつも同じ毎日をただ平凡に過ごすだけ。 昔からあたしはそうしてきた。 だけど、この時の私にはまだ分からなかったんだ。 いつもとは違う嵐のような風が、あたしの横を通り過ぎるだなんて…