俺とバスケと幼馴染

「ん、ごめんね。変なこといって」

「ははっ、気にするなって」

和奏の頭を軽く撫でてやると、目に涙を溜ながらも嬉しそうに表情を緩ませた。

「ね、彰君」

「ん?」

「来てくれてありがとね」

「別にお礼言われることでもないって」

「えへへ。でも嬉しかったから」

そう言ってニコリと笑う和奏。

「よし、それじゃあまり遅くならない内に帰るか」

「うんっ」

懐かしの母校に背を向けて和奏と歩き出す。