俺とバスケと幼馴染

「ね、彰君。お願いがあるんだけど、いいかなぁ?」

和奏にそんな事を言われたのは、星を見た日から10日後の事だった。

ちなみに、あれだけ大暴れしてくれたアサ姉は次の日には何も覚えてなかった上に、見事に風

邪引いて3日ほど寝込んでいたりした。

大丈夫かなぁって和奏は心配してたけど、正直俺は天罰だと思った。

これに懲りて少しは酒を控えてくれればと思うけど、あの生き物は絶対に学習しないだろうなぁ。

というか、そんな学習能力があったらあんな理不尽な被害は被ってない訳なんだけどさ。

んで、話は戻って和奏のお願い。

「来週さ、私の卒業式だからさ」

「うん」

和奏の卒業式、中学最後の日。

合格祝いもしたんだけど、未だに目の前にいる和奏が春からは俺と同じ高校って言う実感は湧かなかったりする。