俺とバスケと幼馴染

「ちょ、彰君?」

和奏が慌てて止めに来るけど、俺自身テンパってるのも手伝ってか、落ち着く余裕はなかった。

「ふざけるのもいい加減にしろよ!付き合わされるこっちは大変なんだよ!」

アサ姉に喰ってかかる俺を何とか止めようと、和奏がグイっと引っ張ってくる。

「そ、そんな怒らないで、ね?」

「そーだよ。彰ぁー、ワカちゃん怖がってるぞー?」

この人、全く反省するつもりないな。

にへらと笑うアサ姉。

もういい、相手しても疲れるだけだ。

「ごめん、怪我とかない?」

アサ姉を完全に無視して和奏に向くと、ちょっと涙目になってる。

「う、うん。私は大丈夫だけど、そんなに怒らないで、ね?」

「いや、この際アサ姉にはビシッと言わないとだめだから」

相変らずへらへらしてるアサ姉を睨む。