俺とバスケと幼馴染

「らいじょうぶぅ~」

アサ姉本人は大丈夫と言ってるらしいけど、とてもそうは思えない。

けど、とりあえずは大人しく歩いてくれてるからそれでいいや。

いざとなったらおぶって帰らないといけない事は覚悟してるけどさ。

「アサ姉、気分悪くなったら言えよ?」

「うーんー」

やれやれ。

成人しても酒にだけは気を付けようとこの人見てるとつくづく思う。

そうして歩いてて、ふと思った。

和奏の口数が異様に少ない。

大抵黙ってる時は機嫌あんまよくない時だ。

「和奏、さっきから機嫌悪いけどどうかしたか?」

俺、何かしたっけな?

和奏を怒らすような事はしてないはず。