俺とバスケと幼馴染

て、違う。

まずは俺の身の保身が最優先だ!

「いいから離れろって。だから彼氏にも逃げられたんだろ」

「んん~?そうらったっけぇ」

自分で言ったんでしょうが・・・・・・。

「この位で逃げる様じゃまだまだねぇ」

・・・・・・マジかですか。

「はーなーれーてー」

最早収拾不能な混乱の中、アサ姉の腕の間からするりと和奏が潜り込んできたし。

「ふふー。ワカひゃん、顔が必死らよぉ。そこがかわいいのらぁ」

「え、わ、や。アサちゃん、はーなーしーてー!」

ターゲットが変更されたらしい。

今度は和奏をしっかりホールドしてるアサ姉。

その中で、アサ姉より大分小柄なら和奏がわたわたしてる。

俺、ひとまず難を逃れて一息。