俺とバスケと幼馴染

「俺の聞き違いじゃなかったのか・・・・・・」

まぁそれならそれでよかった。

って、違う違う。

ただでさえ飲ませたらやばいのに、夕飯前から飲ませたら絶対収拾不能になるって。

「ってか、こんなのんびりしてる場合じゃねぇー。止めないと!!」

「うん」

和奏と一緒になってキッチンへ雪崩込む。

「麻亜沙、パスっ」

その目の前で、母さんが冷蔵庫からビール缶を取り出してアサ姉にひょいと投げた。

俺、試合ばりの勢いで飛んで、そのビール缶をインターセプト。

「ふぅ、危ない危ない」

「彰君、ナイスカット!」

俺と和奏は互いに頷きあう。

とりあえず阻止したかぁ。