俺とバスケと幼馴染

「ただいまー。和奏ちゃんもいるー?」

丁度その時、階下からそんな声。

母さんが帰ってきたらしい。

「あー。いるよー」

俺は階下にそう返事すると

「んふふー。そっかそっか」

何か嫌な含み笑いが返ってきた。

別に和奏がいるのはそんな珍しいことでもないのに。

「とりあえず帰ってきたみたいだし、リビング行くか」

夕飯一緒にって事は多分、香奏さんもきてるはずだし。

「あー、うん。行こっか」

俺の言葉にちょっと残念そうな顔の和奏。

「どうした?」

「んーん。何でもないよ」

「そ?」

「うん」