帝国学園王国





その日は陸のおかげで少しだけ安まることができた。

そして次の日には陸のお父さんが手術を無事に成功させてくれて、私のお父さんも…助かった。




『……あかり?』


『お父さん?!目を覚ました!お父さんっ!本当に無事で良かった……。』


『あかり……すまない。父さんはお前に迷惑をかけてばっかだな。』


『なに言ってるの!私の方こそごめんね。お父さんがこんな状態になるまで……つ。』



うぅ……

安心したからかな?

涙が止まらない。