『でも、皇子はあかりの意見を尊重しようとしてくれてる。だから、あかり自身がどうしたいかだよ。』


『そう…だよね。』


正直、陸の頼み事は荷が重すぎて私に出来る気がしない。

でも陸が他に頼れる人がいないなら…私しかいないなら…って考えると助けてあげなきゃって気持ちになる。



『皇子は絶対権力だから、本当はあかりが断る権利ないんだ。この学園ではな。』


『…!そっか、そうだよね。』


『だから本当のあかりの気持ち尊重したいんだよ。1ヶ月期間あるんだし、気長にいこうぜ。』


蓮二くんはいいのかな…

私がプラチナになっても…。