『あっ、あなたは誰よ!』 蓮二君が飛び出してきたせいか、動揺するお嬢様達。 『ブラックの分際で。いい気味ね。あなた達の家ごと潰してあげるわ。』 なに、この人達。 本当に理解できない。 このみも、蓮二くんも言われっぱなしだし。 『ふん、明日から路頭に迷うのね。貧乏人。』 パチーーン! 気がついたら私が平手打ちしてた。 蓮二くんにビンタしたお嬢様に。