裕斗side

仲直りできた俺は、なぜか出会ったころを思い出していた。


出会ったのは何年前だっただろう・・・

覚えてないくらいに、一緒にいた気がする。

つい最近までは、冷めてた感じだったけど。


あれは、春。

廊下で、女の子がおなかを抱えて、倒れていた。

「あっおぃ!大丈夫か?」

そこにいたのは、俺が好きだった美夏だった。

まだ告白してなくて、今までは、女子ともみたいに軽く接してた。

「おい!おぃ!」

気絶してて、意識がない。

ともかく、保健室に連れて行こう。

そう思った俺は、保健室に行った。

けど・・・