隠れ束縛男子と鈍感女子。

「ん・・・?」

1つの教室から声が聞こえた。


『ねぇ、好きっていてよ~』

ここで、リア充すんなよぉー!

とかいいながらも、立ち止まってしまった。

『いいじゃん、ね?』

『は?やだし、何でお前に?』

なにそれ、拒ひってんじゃん、

それと同時に・・・


『言わないと、どうなるか分かってる?』

『裕斗、好きって言って?』


「「ゆうと」」


聞きたくなかった名前。