そうして、裕斗は家まで送ってくれた。

「ハァ~、疲れたっ!」

ベットに転がりながら、そんなことを言っている。

でも、あんなに抱きしめてもらったの、初めてだぁ!

そう思うと、顔の周りが熱くなって、顔が赤くなってるが、自分でもわかる。

そのまま、眠りについてしまった。


私は夢を見た。

それは、私と裕斗が離れてく夢。

肝心なところで、夢から覚める。

「もうちょっと、マシな夢はないのかよぉ!」

仲よくなったその日に、こんなに残酷な夢を私に見せなくても!!




神様は酷い。


ホントに、この通りになりそうなくらいの

出来事が起こるなんて・・・思わなかった。