「大丈夫か?」

そう言って部屋に入ってくる、裕斗。

裕斗は薬を持ってきてくれていた。

「ありがと」

そう言って私は薬を飲んで横になった。

いつのまにか寝ていて、隣には、裕斗がいた。

「手…握っててくれてたんだ・・・」

ずっと手をつないでいてくれたのか、重なり合う手は熱い。

私は裕斗の頭を撫でた。

「ん・・・みかぁ」

かわぃぃ…こんな一面もあるんだ・・・

そう思っていると、

「ふぁ~」

「あっ起きたぁ?」

すると急に裕斗の顔が赤くなった・・・