俺の幼馴染が鈍感過ぎる


遊園地。

意外と、オレの周りのカップルがデート場所に選ぶ所。

アトラクションなら、退屈することがないから、らしい。


そして、初デートには向いていない場所。


待ち時間、話すことがなくなって気まずくなるから、らしい。


うん、初デート(?)のオレらには、その話でいくと向いていない場所だね。


けれど、ハルは聞き上手の話し上手で、待ち時間も退屈になることはなく、気まずくなることもなかった。


絶叫系マシンはハルもオレも、めっちゃ楽しんだ。


そして、遊園地のアトラクション全制覇を目指したオレらが外す事ができないのが、お化け屋敷。


「な、なぁ…燈」


お化け屋敷のアトラクションがこの遊園地の売りだからか、かなり並んでいて、それに並ぼうとお化け屋敷の目の前についた時、震える声でオレの服の裾を掴み、ハルがフルフルと首を振った。


オレはお化けとか信じていないから怖くない。

しかし、ハルは違ったらしい。


「これは、やめておくべきだと思うのだよ。燈くん。ボクは絶対にお勧めなさらない」


あまりの怖さでか、頭が働かないようで可笑しな言葉になってる。


「ボクは絶対にお勧めなさらない…って。それに、ハルに燈くんって呼ばれると、違和感あるな」