そして一度階段を登ると、壁の影に隠れて、廊下を見た。
「ゆう…。なんで、そんな奴と仲良しこよししてんだよ」
…多分、ゆうを見ているであろう美波は、はっきり言って、キモい。
「ストーカーかよ」
思わず声に出してしまって、やべぇ。
と思ったんだけど…。
「あぁ、他の奴にも言われたし、ストーカーであってると思うぞ?」
妙に清々しく返された。
思うなよ。
開き直んなよ。
「って、俺の話は良いんだよ‼見ろって。ゆうが、ゆうがー‼他の奴とー‼」
この世の終わりじゃねーんだから。
うんざりしながら、美波の見ている方を、美波と同じような格好で見る。
悲しかな、美波と同じような格好だ。
これって…客観的に見たら変質者じゃね?
かなり、悲しくなるな。
そう考えながら見た視線の先には…

