十三歳…中学生の時、周りの女の子は彼氏が出来たと言ってはしゃいでた。

羨ましくて…なみと、本当に両思いになりたくて…なみに、彼氏が欲しいなと何度か言った。

そしたら、



なみは…まるで交換条件みたいな告白をしてきた。


私は、人の心を読めない。

だから、私のことが好きなわけじゃないと思って、諦めた。

だって、交換条件の上に成り立ったカレカノの関係でも、異性の幼馴染を繋ぎとめる為には、必要なことだと思ったから。



それが、例えどんなに苦しいことでも、自分の気持ちに嘘をつく事でも、構わないと思った。