『みなさんこの学校へようこそ!』


そんなことを言っている先輩の顔は

可愛いくもあり凛々しくもあった

たんたんと言葉を紡いでいく

紙などみていないのにすらすらと言っている

すごい…

そう単純に思っていた

僕は知らぬまに先輩に釘付けだった