俺の鈍感彼女。

―――次の日。

「えー、みんなに、谷垣くんから連絡があります」

担任の先生がそう言った。

「僕、谷垣葵は、3ヶ月間だけ、この学校に居るという契約をさせてもらってました」

「「えー」」

「「てことは……お別れ!?」」

そんな女子の声が聞こえた。

すごいなー。あおくんって人気者だなー。

「でも、僕は大変この学校が気に入りました。だから、卒業までの約1年間、ここで過ごさせていただきます」

「「うっそ~」」

「「やったー」」

この女子の変わりようったらありゃしない。

トコトコと、あおくんが太雅くんの前に行った。

何するんだろ!?

余計なことしないで!!

「太雅、今まで色々ごめんね?仲良くしよ♪」

クラスがシーンと静まり返り、視線が2人に集まる。

「……」

太雅くんは沈黙を続けている。

「ね♪」

その音符交じりの感じがいけないんじゃないかな……?

そう思ったけど言わなかった。

「……ん」

ぶっきらぼうだけど、太雅くんが少し声を発した。

あおくんのこと苦手みたいだけど、少しは距離が縮まったのかな!?

うちのクラスのトップ2!!