私は部屋に戻って、昔のアルバムを見ていた。

……あおくん、カワイイな。

そうだ!

太雅くん……、

「あ゛~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!」

私、いきなりのことすぎて太雅くんのこと忘れてた!

太雅くんと付き合ってるのに、別の男の子と一緒に住むってだめなことだよね!?

「おかーさーん!」

「何、大声出して」

「同居の話は却下!」

「もうあおくんには伝えちゃったし、決まったことだから無理よ。どうせあんたにも彼氏なんていないでしょ」

お母さんには太雅くんのこと秘密にしている。

「どうせならあおくんと……」

「バカッ!変なこと考えないでよ!」

さすがの私でもわかったよ、お母さんの言いたいこと。

この変態マザー!!

「はぁ……」

太雅くんになんて言おう。。。