玲二が体を起こした



「なんで泣くの」



優しく抱きしめてくれる。



薬が抜けてるのか、玲二が優しくて余計泣けてくる




「梨華になら、殺されてもいいよ」




耳元で玲二が囁く




「俺、殺されて当然なことした。梨華を、たくさん傷つけた」




びっくりして玲二の顔を見る




怖いくらいに無表情だった









「俺も疲れた。もう殺して?」