焦がれて




「笑」


「りく、と…」


カーテンを開けば戸惑い起き上がる笑



「ど、したの?」


赤く充血した目に、涙の跡。



そういやさっきも泣いてたな、とか今更思う



"俺はアイツが笑ってんのが好きなんだよ。だから、泣かれるぐれーなら俺が泣く。"

いつか公園でそういったアイツは男前で、俺もそうなりたいとは思う。



でも、



「俺は、お前が泣いてても優しくできない」


「…うん」


「本も読まねーし、お前が隠し事したら泣かしてでも聞いちまうし、」


「…うん?」


「でも直せない、と思う…」


「…本って何?」


「は?」


「いや、本って、何の話してるの?」


話の腰を折るこいつはふざけてんのか?