焦がれて





付き合ってから知った、一つ下の元カノの存在



図書館から見た一緒に帰る姿がフラッシュバックする




いつからだとかどれくらいだとか、まったく知らないけど付き合ってたって事実だけは噂で聞いた





いやな汗をかき始める私にさらに追い討ちがかかる



「陸人、今の彼女さんのこと大切にしてるみたいだよ。」



"陸人"

"今の"彼女


何気ない一言に胸がうずく




一息ついた後にアイちゃんは続けた