咄嗟に腕時計で確認すると、針は13時18分を指していた。 「すみません!!私っ」 パッと頭を上げた事によって、またズキッと痛みが頭をつらぬく。 いたたたた… 完璧に二日酔いだ。 『どうぞ、こちらに。薬を持って来ますから、少しでもお腹に入れて下さい』 カウンターテーブルには、出来立ての食事が並んでいた。 メニューはまるでカフェで食べるランチのようだ。