何も知らない、君を。 この手で壊して、 世界から追放したい。 醜い現実を見る前に、 早く、早く。 それでも、 鍵の掛かった檻は開かない。 あの青い檻の鍵は何処? 嗚呼、 どうして。 僕は君を連れていけない。 僕等は同じ檻の中に居たから、鍵の在処を知らないんだ。 僕はどうしたら、 君を救えるのかな。 僕はどうしたら、 救われるのかな。 嗚呼…今は、 嘆く事しか出来ない------------- .