《奏太》

おい、そんなとろーんとした目で見つめんな。

壊したくなるだろ。

こいつ、絶対誘ってるだろ。

まあ、本人の承諾は一応もらってるし、いいんだろうけど、俺が迷ってる。

大事にしたいって気持ちと我慢出来ないって気持ちと迷ってる。

考えていると…


キス…された…




その瞬間、抑えていた理性が切れた。

軽い楓香を抱っこして、ベットへ寝かした。

また、見つめてきて


「なぁーに、かんがえてるんですかぁ?」


って甘い声で聞いてきたから、正直に言った。


「お前を、楓香を壊していいか、迷ってる」


そしたら、楓香はニコッと笑った。


「あたしわぁ、奏太さんになら壊されてもいいですよぉ?大好きですしぃ…」


その言葉を聞いていた瞬間スイッチが入った。


耳元でいままでに言ったことのないような甘い声で囁いた。


「じゃあ覚悟しとけ。寝かせないからなした」


楓香は初めから真っ赤だったが、さらに赤くなったような気がした。

腕を首に回してきたから、楓香の着ている服を綺麗に脱がし、また囁いた。


「さん付けじゃなくて、呼び捨てで呼ばないと毎日続けるから」


そう言ったら、今更恥ずかしくなったのか横を向いた。

それがまた可愛くて、唇にキスをした。

色んな角度から…

漏れる声が俺をまた刺激する。


「んんっ、んぁっ…//」


そして、首筋に移動してキスの雨を降らせる。

一つ一つのキスに反応してピンク色の声を漏らす。





しばらくして、ヤバくなったのか、


「そぅんんっ…ったぁ…」


俺の名前頑張ってちゃんと呼んでる…


「もぅっ…ダメ…いくぅ」


そう言ったから、俺は口づけしながら言葉通りにした。

痛かったのか、繋いでいた手をさらに強く握り返して頑張っていた。




シ終わって寝ている楓香。

そんな彼女にキスを落とした…。


「お疲れ様…」