カプチーノ片手に、昔を思い出すように目を細める池谷さん。
「でき婚だったの、私」
「そうなんですね」
「旦那とはもう籍いつ入れるとか、結婚式どうする?とか話してたときだったから、子供が出来たのはすっごい嬉しかったんだけどね。子供が出来てからは旦那も医者として忙しくなっちゃたし、私も仕事したくてすぐに職場復帰しちゃったし。結局ちゃんとした式もしないまま、おばちゃんになっちゃった」
「式挙げなかったこと、後悔してますか?」
そう聞くと、池谷さんはちょっと笑って首を横に振った。
「ドレスは着たの。お腹が大きくなる前にね。フォト婚ってやつ」
「へ~いいですね。今度、写真見せてください!」
「え~いやよ。今と比べられたらたまったもんじゃないわ」
「何言ってるんですか。今だって十分若いですよ。子供がいるなんて思えないもん」
私の言葉に、池谷さんがケラケラと笑う。
「里穂ちゃんは、理想の結婚式ってあるの?」
「理想ですか?」
そう言われて、「うーん」と考えてみる。
「あんまり、考えたことなかったけど……」
「でき婚だったの、私」
「そうなんですね」
「旦那とはもう籍いつ入れるとか、結婚式どうする?とか話してたときだったから、子供が出来たのはすっごい嬉しかったんだけどね。子供が出来てからは旦那も医者として忙しくなっちゃたし、私も仕事したくてすぐに職場復帰しちゃったし。結局ちゃんとした式もしないまま、おばちゃんになっちゃった」
「式挙げなかったこと、後悔してますか?」
そう聞くと、池谷さんはちょっと笑って首を横に振った。
「ドレスは着たの。お腹が大きくなる前にね。フォト婚ってやつ」
「へ~いいですね。今度、写真見せてください!」
「え~いやよ。今と比べられたらたまったもんじゃないわ」
「何言ってるんですか。今だって十分若いですよ。子供がいるなんて思えないもん」
私の言葉に、池谷さんがケラケラと笑う。
「里穂ちゃんは、理想の結婚式ってあるの?」
「理想ですか?」
そう言われて、「うーん」と考えてみる。
「あんまり、考えたことなかったけど……」

