続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「皆さんリボンは持ちましたか?それでは、せーの!」


司会の人の合図で、みんな一斉にリボンを引いた。


持ったリボンを手繰り寄せていくと、麻衣子ちゃんの手元にたどり着く。


「里穂ちゃん、当たり!はい!」


「えっ?ありがとう」


満面の笑みで私にブーケを差し出す麻衣子ちゃん。


それを受け取ると、会場から拍手が起こった。


「当たっちゃった」


まさか自分がブーケをもらうことになるとは思わずそうつぶやくと、麻衣子ちゃんが「ふふふっ」と笑う。


「次は里穂ちゃんの番だね」


「そうなるといいな」


麻衣子ちゃんにもらったブーケを、ギュッと抱きしめる。


「きっとなるよ。ステキな彼氏もいることだし」


「ありがとう、麻衣子ちゃん」


そう言うと、麻衣子ちゃんはポンポンと私の頭をなでてくれた。