「ちょっと患者さんのカルテ見ようと思って」
「そっか」
厨房で働く麻衣子ちゃんたちは、私たちとは違う場所に部屋がある。
お互い行き来をするけど、患者さんの情報は私がいる部屋にあるから、麻衣子ちゃんたちがこっちに来ることが多い。
「今日は遅番?」
「うん。あと1時間は仕事だよ」
「そっか。こっちで見る?パソコン立ち上がるの遅いでしょ」
カルテは全て電子化されてるから、パソコンで見ないといけない。
麻衣子ちゃんがパソコンの電源を入れようとしていたから声をかけると、「ありがとう」と言って私の傍に来た。
椅子を動かして、麻衣子ちゃんにパソコンを見れる位置を譲る。
「えっと、小児科の……」
麻衣子ちゃんが見ていたのは、私が担当していて、今日ドクターの質問に答えられなかった患者さん。
「この子がどうかした?私が担当してる子だけど」
「うーん、なんか、魚が嫌いなのかな?魚の料理のときって、いつもほとんど手付かずで返ってくるの」
「そうなの?」
「そっか」
厨房で働く麻衣子ちゃんたちは、私たちとは違う場所に部屋がある。
お互い行き来をするけど、患者さんの情報は私がいる部屋にあるから、麻衣子ちゃんたちがこっちに来ることが多い。
「今日は遅番?」
「うん。あと1時間は仕事だよ」
「そっか。こっちで見る?パソコン立ち上がるの遅いでしょ」
カルテは全て電子化されてるから、パソコンで見ないといけない。
麻衣子ちゃんがパソコンの電源を入れようとしていたから声をかけると、「ありがとう」と言って私の傍に来た。
椅子を動かして、麻衣子ちゃんにパソコンを見れる位置を譲る。
「えっと、小児科の……」
麻衣子ちゃんが見ていたのは、私が担当していて、今日ドクターの質問に答えられなかった患者さん。
「この子がどうかした?私が担当してる子だけど」
「うーん、なんか、魚が嫌いなのかな?魚の料理のときって、いつもほとんど手付かずで返ってくるの」
「そうなの?」