続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

修斗にそう言われて、少し考え込む。


「まだ、分からない。今は仕事こなすことで精一杯だし」


「そっか」


今の私には、夢や目標がない。


ただ目の前の仕事をこなすことで精一杯だし、楽しいかと聞かれたら、それもよく分からない。


「ごちそうさま」


修斗の足に頭を乗せてボーっとしていると、いつの間にか修斗はご飯を食べ終わったみたいだった。


「お皿、洗おうか?」


体を起こして、修斗に聞く。


「自分でやるよ。スープ、ありがとな」


「うん」


ちょっとしたことでも修斗は「ありがとう」と言ってくれる。


それがすごく嬉しい。


ポテンとラグの上に寝っ転がると、修斗がテーブルを避けてテレビを見やすくしてくれる。


「ありがとう」