続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「うん。でも、代表の試合か~楽しみだな」


「あの人たちはすごいよ。本当に……」


そう言って修斗は、一瞬食べることをやめた。


「あの人たちって?」


「代表に選ばれてる人たち。特に海外で活躍してる人たちは、本当にすごい。俺はまだまだだって思う」


「修斗も、海外行きたいって思う?」


「必ず行く。絶対に」


行きたいではなく、絶対行くという力強い言葉。


修斗は、プロのサッカー選手になっただけでは満足していない。


「ねえ、修斗。修斗の今の夢ってなに?」


「世界で活躍する選手。それから、ワールドカップ優勝」


その言葉に強い意志が見えて、私は何も言えなくなってしまった。


「里穂は?」


「えっ?」


「里穂は、管理栄養士として何か夢みたいなのないのか?」