続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「そう思ったから言っただけなのに、ダメなの?」


「恥ずかしいだろ」


「恥ずかしがることないのに」


胡座をかいている修斗の足に、ゴロンと頭を乗せる。


「テレビ、見れない」


「だったらソファにでも寝ろ」


テーブルが邪魔になってテレビが見えないと文句を言う私に、修斗が頭を小突いてくる。


「ここでいい。邪魔?」


「別に」


そう短く答えた修斗は、今度は私の頭を優しくなでた。


テレビからは、昨日の試合についてアナウンサーと解説者が語っているのが聞こえてくる。


『いや~相変わらず高木選手は絶好調ですね』


『もう彼はすごいですよ!今度の代表戦も楽しみだし、将来的には海外で活躍するんじゃないんですか』


『まだ若いですしね。将来が非常に楽しみです』


そこでスポーツニュースは終わり、次のニュースに切り替わった。