続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

昨日の試合で修斗は点を決めたから、そのシーンが流れると思うとドキドキしちゃう。


「初めて見るのか?」


「違うよ。昨日もニュースで取り上げられてたから、何回も見たもん」


「じゃあ今さら、そんなに楽しみにするようなもんじゃないだろ。どんな風に決めたか知ってんだから」


「それでも楽しみなの!修斗がゴール決めたんだから」


そう答えると、「そうかよ」と言って修斗はまたご飯を食べ始めた。


「うわ~修斗すごい!」


テレビで何回も見たシーンだけど、やっぱり何回見ても興奮する。


「修斗、カッコイイ」


「お前な……」


「ん?なに?」


試合のシーンが終わったので修斗の方に顔を向けると、なぜか修斗の顔は赤かった。


「たく、カッコイイとか言うなよ」


「なんで?本当のことなのに」


そう言うと修斗は、大きなため息をついてガックリと肩を落とした。