修斗が私の親に挨拶に来てくれたのは、シーズンも終盤に差し掛かった5月の初めごろ。
私は、挨拶はシーズン終わって時間が出来てからでいいよって言ったんだけど、修斗がそれじゃダメだろって、結婚させてくださいだけならともかく、大事な娘を海外に連れてくんだから、こういうことは早い方がいいって言って。
たまたま日本代表の試合があって一時帰国したときに、時間がないなか家に寄ってくれたの。
「里穂さんと結婚させてください。これから海外での生活が長くなると思いますが、里穂さんに辛い思いはさせません。結婚と、里穂さんをドイツに連れていくことを、許していただけないでしょうか?」
普段あまり着ないスーツを着て、私の両親に頭を下げてくれた修斗。
結婚に関しては、親は全く反対しなかった。
でもやっぱり、私もドイツに行くってことは心配だったみたいで、修斗にドイツのことをいろいろ聞いてたっけ。
話を聞いて納得した親は、「頑張ってきなさい」って言って、私たちの背中を押してくれた。
それからすぐに、今度は修斗の親に結婚の報告に向かった。
修斗の親も結婚には反対はなくて、おばさんからは「修斗のことよろしくね」って言ってもらえた。
「ねえ、修斗」
「ん?」
「私今、すっごく幸せだよ」
コンビニに行く道で言うことではないかもしれないけど、溢れ出た言葉を素直に口にする。
その言葉の答えなのか、修斗は握っていた手にギュッと力を込めてくれた。
私は、挨拶はシーズン終わって時間が出来てからでいいよって言ったんだけど、修斗がそれじゃダメだろって、結婚させてくださいだけならともかく、大事な娘を海外に連れてくんだから、こういうことは早い方がいいって言って。
たまたま日本代表の試合があって一時帰国したときに、時間がないなか家に寄ってくれたの。
「里穂さんと結婚させてください。これから海外での生活が長くなると思いますが、里穂さんに辛い思いはさせません。結婚と、里穂さんをドイツに連れていくことを、許していただけないでしょうか?」
普段あまり着ないスーツを着て、私の両親に頭を下げてくれた修斗。
結婚に関しては、親は全く反対しなかった。
でもやっぱり、私もドイツに行くってことは心配だったみたいで、修斗にドイツのことをいろいろ聞いてたっけ。
話を聞いて納得した親は、「頑張ってきなさい」って言って、私たちの背中を押してくれた。
それからすぐに、今度は修斗の親に結婚の報告に向かった。
修斗の親も結婚には反対はなくて、おばさんからは「修斗のことよろしくね」って言ってもらえた。
「ねえ、修斗」
「ん?」
「私今、すっごく幸せだよ」
コンビニに行く道で言うことではないかもしれないけど、溢れ出た言葉を素直に口にする。
その言葉の答えなのか、修斗は握っていた手にギュッと力を込めてくれた。

