続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「もうさ、お互いの親を、おじさん、おばさんって呼ぶんじゃなくて、お義父さん、お義母さんって呼ぶべきなんだろうな」


「あっ、そうだね」


修斗がそう言うのを聞いて、なんだかこっちも照れてしまう。


「おじさん、おばさんが普通だったから。なんか、そうやって呼ぶの照れちゃうね」


「ああ」


「でも修斗、一回だけ呼んだことあるじゃん。うちの親に挨拶に来てくれたときに」


「あれは、マジで緊張した。あんまり思い出させなでくれ」


そう言って修斗は、顔を赤くしながら頭を掻いた。


「え~なんで?私は嬉しかったけど」


「里穂の親にあそこまで緊張すると思わなかったし。いつも見てた二人なのに、あのときだけは知らない人に見えた」


「でも、うちの親が反対するわけないって分かってたでしょ?」


「それでも、緊張するもんはするんだよ。サッカーでもこんなに緊張したことないのに」


拗ねたような言い方に、思わず笑ってしまう。


「笑ってんじゃねーよ」


そんな私を見て、修斗は深くため息をついた。