続・君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「入った!」


本日修斗2点目のゴール。


試合終了間際の得点に、スタジアムは今日一番の盛り上がりを見せた。


そのまま試合は3-0で終了。


スタジアムに来たサポーターはもちろん、帰るときに見たボアシルの街の人たちも、修斗コールを叫びながら、いつまでも盛り上がっていた。


ごった返す街をなんとか抜けて、修斗の家に帰ってくる。


「修斗、何時ごろ帰ってくるかな?ホーム試合だから、今日中に帰ってくるよね」


リビングのソファに寝っ転がって、修斗の帰りを待つ。


「んっ」


いつの間にか眠ってしまったみたいで、玄関の開く音で目が覚めた。


「修斗!」


急いで起き上がり、玄関に向かって走っていく。


「おかえり、修斗!」


玄関にチーム指定のリュックを置いて、ホッとしたように息を吐いた修斗に思いっきり抱きつく。


「ただいま、里穂」