「これで明日は勝てそう?」


「ああ。明日は点決めないといけないしな」


「楽しみにしてる!」


「まあ、期待してろ」


そう言って修斗は、私の頭をコツンと叩いた。


食事を食べ終わり、修斗がお風呂に入ってる間に食器を洗う。


「里穂、風呂空いたから入ってこいよ」


お風呂を出た修斗が私に声をかけてくれる。


それに返事をして、私もお風呂に入った。


お風呂から出て、二人でベッドの中へ。


「今日は楽しかったな。今度は一緒に観光しようね」


「そうだな。俺もこっちに来て、サッカーしかやってないし。シーズン終わったら、観光もいいかもな」


今日も修斗に抱きしめられながら、眠りにつく。


「おやすみ、里穂」


修斗の声を聞きながら、一人旅の疲れもあったのか、私はすぐに眠りに落ちた。