「…ない。ありえない」



「へ?」



「だってあれじゃあ、ますます吸血鬼の  こと怖 がちゃっうよ?」



「た、たしかに」



「本当にああゆうのは辞めて欲しい!
 あたし達吸血鬼のっ………モガッ」



いきなり瑠璃が口を手で塞いできた



「シーー!!馬鹿!!周りに誰かいたらどうす るのよ!!」