でも、本当に今日はいないなぁ





久しぶりだから少し楽しみにしてたのに





はぁー……帰ろうかな?





そんなことを思いながら最後に保健室でも 見ていくかな?





と思って保健室へ向かった





保健室の前を通り過ぎようとした時中から 女子の声が聞こえてきた





『あっ……ま、まって…』





『何言ってるんですか?待って欲しいなら やめますよ?』





『あ、ダメ……やめないでっ!!』





「!!!?」





こ、コレはもしかして吸血鬼!!?





私は何のためらいもなく保健室のドアを勢 いよく開けた