「……私、吸血鬼だし」


顔を見れなくて下を向く


「だから?」


「え″!?」


思わず顔を上げる


「人間じゃないんだよ?
私は………化け物なんだよ…」


「優梨は化け物何かじゃなし
例え、優梨がそう感じていても
僕が惚れたのは優梨自身だ
僕にとって、化け物かどうかなんて
さして問題じゃないよ」