忘れな草

部活も決まり授業も始まり学校にもなれてきた。

サキとは休み時間に手紙の交換をよくした。

お互いなんでもないことを書いて授業の暇つぶしをしていた。

そんな感じで1日が終わっていく。


「今日の部活は、外走ってこーい」

「えぇ~~」

先生の一言で一気にやる気がなくなった。

「サキいこ」

「めんどくさ~」

「ほんと」

私たちは外へ行った。

走るというより歩くに近い。

この時間私たちはいろいろな話をした。

クラスのこと、勉強のこと、恋の話。

あっという間に部活時間が終わり帰ろうとした時

「すいませーん」

「?」

「そのボールとってください」

暗くてよく見えなかったが声のするほうにサッカーボールをなげた。

「ありがとうございまーす」


この時の出会いが私の人生を鮮やかにして、こんなに苦しめるのだとはこの時は思ってもいなかった。