忘れな草

次の日、私は学校を休んだ。

泣きはらした目が痛々しかった。



別れた事もすぐに広まった。

学校では静かに過ごした。

「おい」

「?」

「お前大丈夫か?」

「リョウくんか、大丈夫だよ」

「そっか」

「それより、リョウくんは大丈夫?」

「え?」

「部活の後さ、」

「あぁ~大丈夫」

「そっか」

「お前さ、その作り笑いやめろよ」

「えっ?」

「無理すんなよ」

「私、別れたんだ」

「だと思った」

「なんで?」

「あいつ、他に付き合ってるやついるんだよ」

「え?」

「ごめん、言うつもりじゃなかったんだけど」

「教えてくれてありがとう。」

私はその後の言葉を聞かないで走り去った。

そのあとの授業なんて聞いていない。

先生の話も全然頭に入ってこない。

部活もさぼって教室で寝てしまった。




タツヤくんと別れてから1ヶ月がたった。

リョウくんとはあれから話してない。

もうすぐ1年生が終わる。

私はこの1年、特になにも頑張ってこなかった。